研究

これまでの論文一覧

地域施設の再構築の研究

小学校余裕教室の地域利用の研究

京都市内小学校の高齢者による地域利用の研究:高齢期の地域継続居住へ向けた研究から派生

(1)日本学術振興会科学研究費、挑戦的萌芽(2014-16)

「高齢者による地域支援と小学校校舎の地域拠点としての施設存続可能性の研究」
吉田 哲(代表)、Oussouby SACKO(京都精華大学)、大影佳史(関西大学)、岩田伸一郎(日本大学)
→地域支援のベースとしての小学校の建物・敷地利用と高齢者による地域支援を絡めた研究

2014年度:余裕教室の高齢者居場所づくりやサークル活動の利用について、京都市、長岡京市の小学校をまわって調査研究しました。

  • 小学校の余裕教室で開催される「高齢者の居場所づくりの運営-京都市郊外部の小学校を事例として
    日本建築学会大会学術講演梗概集、 E-1、 pp.311-312、 2015.09
    /吉田 哲

2015年度:退職高齢者の地域支援活動の拠点や内容についてwebアンケートしました。

  • 退職後高齢者の地域支援活動の拠点
    日本建築学会大会学術講演梗概集、 E-1、2016.8
    /白旗勇太、吉田 哲、岩田伸一郎

2016年度:校長先生を対象に、小学校余裕教室の地域利用についてアンケートを実施します。

(2)日本学術振興会科学研究費、基盤C(一般)(2016-18)

「学校統廃合過程における<京都方式>の検証-「地域」の固有性・多様性に着目して-」
中島勝住(代表。京都精華大学)、中西宏次(京都精華大学)、中島智子(プール学院大学)、吉田 哲
→京都市の学校統廃合前後での、余裕教室の地域利用について調べたいと考えています。

旧行政施設の地域利用の研究

伏見区藤森学区の藤ノ森小学校で廃止となった旧水道局の地域利用のあり方についてワークショップ等を経て、2015年度卒業生中西君が取りまとめました。

  • 旧行政庁舎の利用に望まれる用途の考え方
    -小学校区における店舗・地域施設の利用と旧行政庁舎の利用に向けた地域のワークショップ その1?
    日本建築学会大会学術講演梗概集、 E-1、2016.8
    /吉田 哲、中西哲平
  • 旧行政庁舎の利用に望まれる用途の抽出
    -小学校区における店舗・地域施設の利用と旧行政庁舎の利用に向けた地域のワークショップ その2?
    日本建築学会大会学術講演梗概集、 E-1、2016.8
    /中西哲平、吉田 哲

高齢者歩行・休憩支援に向けたベンチの設置、商店街との連携

2011年度から高齢の来街者が中心市街地・商業地でどのような移動・休憩行動をしているかを3カ年にわたって研究しました。

  • 中心市街地・商業地散策中における高齢者の利用を想定した休憩空間整備の総合的研究、科学研究費補助金、基盤(C)、2011-2013

2011年度は、高齢の来街者はどのような場所、ベンチであれば、散策途上で休憩してもよいと考えるかをCG画像を用いた感性実験によって明らかにしました。

  • 中心市街地の歩行空間におけるベンチ・付帯空間構成要素の高齢者による感性評価
    /友廣裕理 – 2011/修士論文
  • 中心市街地における歩行休憩用のベンチの高齢者による感性評価、
    日本建築学会計画系論文集、vol.80, No.717、2015.11
    /吉田 哲

2012年度は京都の中心市街地でどの道を歩行してきた高齢者が、どのような場所にベンチ設置を望むのか明らかにしました。

  • 京都市中心市街地における高齢者の歩行経路と歩行時の休憩空間選択の研究
    /水野聖也- 2012/修士論文
  • 京都市中心市街地における高齢者向け歩行休憩用のベンチ設置場所の選択
    日本建築学会計画系論文集、vol79、No701、2014.7、pp.1583-1591
    /吉田 哲、水野聖也、安俊相

2013年度は、商店街のどのようなお店(開店・閉店時刻う、操業年数や店主の年齢など)が自店前にベンチの設置を望むのかを明らかにしました。

  • 京都中心市街地商店街の個店における高齢の来街者向けベンチの設置意向、
    日本都市計画学会、都市計画論文集、No.49-3、2014.10、pp795-800
    /吉田 哲

中心市街地・商業地への来街者の行動、心理の研究

京都の中心市街地・商業地での高齢者の歩行経路および歩行時の休憩場所の選択傾向の研究や、歩行空間に設置されたベンチでの休憩行動の時間や行動の種類の研究、経路探索行動に伴う移動経路上の交差点に位置する建物(POIとしました)の記憶のされ方について分析しました。
商店街に設置される歩行者の休憩用のベンチでの休憩時間は5-10分までのものが非常に多いこと、GPSナビゲーションは、紙面地図を用いた経路探索に比べ、移動途上のPOIをあまり覚えていないことなどを示しました。

  • 経路探索時における交差点の視覚的要素に対する記憶
    ―GPSナビゲーションと紙面地図による記憶の相違―
    /田中裕輔 – 2010/修士論文
  • 京都市中心市街地 ・ 商店街の歩行空間における滞留の研究
    /藤田桃子 – 2009/修士論文

中心市街地・商業地の空間特性、形成過程の研究

京都の中心市街地・商業地での、1990年-2009年までの店舗の入れ替わりや、近年出店の多い「隠れ家」店舗の店舗ファサードや立地、口コミテキストなどの分析をしたり、中心市街地内での自転車の放置場所等の特性を分析するなど、様々なアプローチから研究を行っています。中心市街地や商業地の将来を見据えた研究を、と考えています。

  • 地域型商店街の催事・イベントを通した地域との関係形成の研究 ―京都市を事例として―
    /猪野雄介 – 2011/修士論文
  • 口コミテキスト、立地、外観から見た京都市中心市街地における飲食店舗の「隠れ家性」の研究
    /大原洸 – 2010/修士論文
  • 京都市中心市街地商店街店舗の存続・交替要因 -1991~2009年を対象として-
    /福井章友 – 2009/修士論文
  • 京都市中心繁華街における歩行空間からの屋外広告物の見え方の研究
    /石川真実 – 2009/修士論文
  • 京都市旧市街地型美観地区の中高層集合住宅ファサードの構成要素の感性評価 -ラフ集合を用いた構成要素組み合わせの抽出
    /孫銅華 – 2009/修士論文
  • 京都市中心市街地における自転車放置場所の局所的特性の組合せと放置台数の関係、日本都市計画学会、都市計画論文集、No.44-2、2009.10
  • 京都市都心商業地の場所特性が放置駐輪に与える影響とその空間的変異に関する研究、 日本都市計画学会、都市計画論文集、No.43-3、2008.10
  • 歴史的都市京都における自動車に頼らない都心来訪交通システムの構築調査事業(FS事業)、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構,民生部門等地球温暖化対策実証モデル評価事業、2007
  • 京都商店連盟中京東支部構想策定事業調査、国土交通省近畿運輸局、平成19年度都市再生プロジェクト推進調査費、2007
  • 京都中心市街地商店街活性化構想策定事業、京都府新しい商店街づくり連携支援事業、2006

犯罪不安感の研究

既成市街地の街路で、ひったくりに対して高齢者が不安を感じる場所の空間的特徴と不安になる理由・ひったくりの発生との関係を分析しました。我々が調査した地区では、街区外周部の幹線道路沿いの歩道でひったくりが多く発生しているにもかかわらず、高齢者は人や車の通行量が多いとの理由で安心を示す場合が多く、逆に、街区内部の曲線状の細街路が多い場所では、ひったくりの発生が少ないにもかかわらず、高齢者は暗い、人や車の通行量が少ない、視界がひらけていない、歩道がない・狭いなどのため不安を示す場合が多いことを示しました。
戸建て住宅団地の独居高齢者の訪問者に対する不安感の研究では、門扉前に見える訪問者の姿や行動と、高齢者の不安の関係を分析しました。

  • 住宅および街路における犯罪に対する高齢者の不安感の研究
    /安俊相 – 2011/博士論文
  • 街路空間要素に対する高齢者の注視傾向とひったくりに対する不安との関係の研究、日本建築学会計画系論文集、vol.76、No.667、2011.9
  • Use of Correspondence Analysis to Analyze Feelings of Insecurity Among the Elderly Concerning Snatch Occurrences on Roads、Journal of Asian Architecture and Building Engineering、Vol. 10、No. 1 、 2011.5
  • 道路でのひったくりに対する高齢者の不安とひったくり発生との関係の研究、日本建築学会計画系論文集、vol.75、No.656、 2010.10
  • 戸建住宅団地における独居高齢者の訪問者に対する不安感の研究、日本建築学会計画系論文集、vol.74, No.638 、2009.4
  • 戸建住宅団地に居住する高齢者を中心とした世帯の犯罪不安感の決定木分析」、日本建築学会計画系論文集、vol.73, No.623 、2008.1
  • 住宅市街地の歩行空間での高齢者の犯罪不安の研究、科学研究費補助金、基盤研究(B)、2008-2010
  • 高齢世帯の防犯安全環境の研究 、科学研究費補助金、若手研究(B)、2005-2007

屋外行動の研究

小学生の放課後帰宅後の屋外での遊びなどに伴う移動行動や、中国の水景団地の居住者の水景まわりでの移動・休憩行動の特徴をGPSロガーを用いて得たデータをもとに分析しました。

  • 小学生の通学路及び帰宅後外出時の移動経路の空間的特徴の研究
    /中村朋世 – 2009/修士論文
  • Analysis of Behaviors along the Waterside in a Chinese Residential Quarter、Journal of Asian Architecture and Building Engineering、Vol. 10、No. 1 、2011.5
  • Study on the Planning of Commercial Facilities around Residential Areas During Rapid Urbanization-A case study of living sphere of inhabitants in Hefeir’
    International Conference on mechanic Automation and Control Engineering, The Workshop on Environment, Construction and Transportation, (WECT 2010)、2010.6

ナレッジワーカーの行動の研究 (~2010)

建設会社で働くワーカーを対象に、固定席・自由席での職位や席の位置による、席での滞在行動や室内での移動行動の差異、パーティションの有無による発話行動の差異などをUWBセンサー、発話センサーなどのセンシング技術を用いて得たデータをもとに分析しました。自由席オフィスでは職位が上がるほど職務時間中に室内で移動を行いやすい位置に自席を選び、自席にいる時間が少なく、職務時間中の約50%となること示しました。固定席オフィスでは、パーティションが設置されていない場合には自席周囲での発話時間が約14%多くなることを示しました。他にも、大学院生を対象にした調査で、執務時間中の大学院生の覚醒度(皮膚電位水準)・疲労度(自記)と会話などのリフレッシュ行為の関係を明らかにしています。

  • Knowledge Workers’ Space Use and Verbal Communication Behavior in Construction Companies Offices -Case Studies on Territorial, Non-territorial and Big Open Plan Workplaces- (建設会社のオフィスにおけるナレッジワーカーの滞在行動と会話行動の研究 -固定席、自由席ワークプレイス、大規模オープンプラン形式のワークプレイスでのケーススタディ)
    /張昕楠 – 2011/博士論文
  • 生活時間調査法に基づいたナレッジワーカーのワークスタイルの研究
    /立岡優介 – 2009/修士論文
  • 大学院生の執務中における会話・リフレッシュ行為による皮膚電位水準と疲労度の変化の研究
    /國松英彦 – 2010/修士論文
  • 自席での執務時におけるワーカーの覚醒度とその変化要因の研究
    /河野直 – 2009/修士論文
  • 行動・環境モニタリングによるワークプレイスの省エネルギーと知的活動の活性化技術開発、国土交通省住宅・建築関連先導技術開発助成事業、2009
  • A STUDY ON WORKERS’ PATTERNS OF SPACE USE AND VERBAL COMMUNICATION IN WORKPLACES WITH AND WITHOUT PARTITION WALLS -An Investigation Using a UWB Sensor Network、日本建築学会計画系論文集、vol.76、No.669、2011.11
  • Comparison of Workers’ Stay and Movement in Territorial and Non-territorial Workplace- An Analysis Using a UWB Sensor Network、Journal of Asian Architecture and Building Engineering、Vol. 10、No. 2、2011.11
  • Relationship between office workers’ staying and workstation attributes in a non-territorial office using ultra wide band sensor network、Frontiers of Architecture and Civil Engineering in China、Vol.4、2010.12
  • Officers’ Space Using Behavior in a Non-territorial Workplace at an Architecture Design Office – An Analysis using the UWB Sensor Network’、Journal of Habitat Engineering、Vol. 2、No.1、2010.3

中国の集合住宅居住者の行動の研究 (~2010)

中国北京、唐山の集合住宅に居住する高齢夫婦、青年期の子どもがいる一人っ子世帯を対象に、日中の各室での滞在行動や、父子の会話行動などをRFIDセンサー、発話センサーなどのセンシング技術を用いて得たデータをもとに分析しました。高齢夫婦世帯では、晩には夫婦で居間に同室することは多いのに対して、午前、午後には夫と妻が別の部屋をベースとすることが多いことを示しました。一人っ子世帯の父子の会話は、居間では子どもが多く発話しているのに対して、子ども部屋では父親の方が多く発話していることを示しました。

  • Residents’ Behavior in Room Use in Chinese Urban Apartment Houses -Case Studies on Elderly Couples and One-Child Families (中国都市部の集合住宅における居住者の部屋使用行動の研究-高齢夫婦世帯と一人っ子世帯を対象として)’
    /屈小羽 – 2010/博士論文
  • Elderly Chinese Couples’ Primary Room Use in Urban Apartments、Journal of Asian Architecture and Building Engineering、Vol. 9、No. 2、2010.11
  • An Analysis of The Room Use of Elderly Chinese Couples Living in Urban Apartments through Active RFID Technology’、日本建築学会計画系論文集、vol.75、No.654、2010.8

中国の集合住宅団地・城中村の研究 (~2010)

中国南京市、合肥市に1980年以降建設された集合住宅団地のオープンスペースの計画の変遷や、居住者の購買施設の選択行動について明らかにしました。また、蘇州市の1行政区での1980年以降の土地開発の特徴と宅基地が城中村に変化する過程を明らかにしました。

  • 都市内農村部の開発の進行と城中村の発生の関係の研究
    ―1980年以降の中国蘇州市を対象として―/韓宇寧 – 2010/修士論文
  • 中国の住宅団地の住棟およびオープンスペースの配置・計画の変遷
    -1980年以降の南京・合肥を対象として-/林暁恵 – 2009/修士論文
  • 中国・合肥市と南京市における購買施設の選択と満足度の関係
    /坂本尚朗 – 2009/修士論文
  • 中国型の居住空間計画技術の研究、科学研究費補助金、基盤(A)海外、2008-2010
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